当社のバイオ剤は、微生物のつくる酵素を元に
洗浄や除菌・消臭といった日用品分野での商品を展開しています。
自然界の微生物は分解者と呼ばれ、地球環境の維持にとても重要な役割を果たしています。生き物の排泄物や遺骸は、微生物(分解者)によって処理され、土に還ります。その栄養を植物が摂取し、食物となり、それを動物が摂取します。このようなサイクルが起こることで生態系が保たれています。
弊社では、この自然の浄化のしくみに着目し、天然バイオの働きを活かした製品をつくっています。
品質均一化を行うため、微生物の働きに応じて
PH管理や透視度、熟成期間の見極め等を行いながら生産しています
当社のバイオ剤の定義は、酵素などの有機物集合体だけでなく、それらを生成する微生物群も同時に指します。酵素は大切ですが、それらを生成する有用な微生物はもっと大切です。当然のことですが、微生物は生きています。つまり微生物の生態系を確保、向上(活性)させる事がより良い製品作りにおいて、何より重要だと考えています。
一般に微生物剤の管理項目である温度やpH以外にも数種の管理項目があり、これらを見ながら微生物が日々、健全に活動しているかの見極めが必須条件となります。
そのために当社内の数値管理と共に微生物剤を専門に検証する外部、第三者機関のコンプライアンスに則った客観的な指導の下判断し、剤としての安定供給に努めています。
様々な生活環境で高い効果を
発揮することが可能なバイオ剤です
気温や増殖環境など、常に変化する自然に近い環境をタンクの中に再現することで、微生物自らの力で生存環境を構築し、活性します。
自然環境下に近い状態で、有用な微生物を安定させるために、約6ヵ月という期間をかけじっくりと熟成。そうすることで、目的に合った有効な酵素が出来上がります。丁寧に時間をかけ、適正な工程を経ることで、より高い効果を発揮する製品に仕上げています。