×

洗濯物を外干しするとほこり臭いのはなぜ?外干しのデメリットと対策を紹介

洗濯物 外干し ほこり臭い

洗濯物を外干しすると、なんだかほこり臭いと感じている方は少なくありません。

部屋干しに比べて外干しのほうが乾きやすく、生乾き臭もしないため外で干したほうがよいと思われがちですが、実は、洗濯物を外干しすることのデメリットもあります。

この記事では、外干しをすることのデメリットと対策を紹介します。

洗濯物を外干ししてほこり臭くなった方、外干しと部屋干しを迷っている方はぜひご覧ください。

洗濯物がほこり臭くなる原因

洗濯物 外干し ほこり臭い

洗濯物を外干しした後、ほこり臭くなる原因は、大気中のほこりが洗濯物に付着するためです。

外干しは洗濯物が乾きやすく、太陽光の殺菌・死滅作用も期待できます。その一方で、大気中のほこりやアレルギー物質、汚染物質などが洗濯物に付着します。

部屋干しは臭いがつくからと敬遠する方も少なくありませんが、アレルギー体質の方や汚染物質が気になる方は外干しよりも安心できる場合があります。

外干しのデメリット

洗濯物 外干し ほこり臭い

洗濯物がカラッと乾くため、気持ちがいい外干しですが、デメリットもあると知っておきましょう。

外干しのデメリットは主に以下の6点です。

  • 花粉・ほこり・排気ガスの汚れがつく
  • 虫や卵がつく
  • 天候に左右される
  • 紫外線による色褪せが起こる
  • 防犯上のトラブル
  • 干しっぱなしは臭いの元

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

花粉・ほこり・排気ガスの汚れがつく

洗濯物を外干しすると、花粉・ほこり・排気ガスの汚れが洗濯物に付着します

花粉が洗濯物に付着すると、部屋の中に花粉を取り込んでしまうため、花粉症の方はせっかく部屋を掃除しても症状が出てしまうこともあります。

ほこりもアレルギー物質のため、花粉症と同じようにくしゃみ、鼻水、目や皮膚のかゆみなどの症状が出る可能性もあります。

近年は、黄砂やPM2.5なども大気中に含まれることがあり、体内に入り込むことでアレルギー症状が出ることもあります。

花粉・ほこり・黄砂・PM2.5などのアレルギー物質は、体内に入ると抗体が作られますが、抗体の蓄積量が一定量を超えるとアレルギー反応が起こります。

アレルギーの症状が出ないようにするには、アレルギー物質を避けることが重要です。

また、都市部では排気ガスも洗濯物に付着することがあります。

排気ガスは喘息など呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があるため、特に小さなお子さんがいる家庭では避けることが推奨されます。

虫や卵がつく

外干ししていると、洗濯物に虫や卵がつくこともあります。

洗濯物につく虫として一般的なのは、ハチ、カメムシ、蛾、ユスリカ、ダニ、ゴキブリなどです。

虫が洗濯物についてしまうと、においやフンがついたり、虫が卵を生むと家の中で卵が孵化する場合があります

天候に左右される

外干しは天候に左右されます。

ゲリラ豪雨や急な天候の変化で、干していた洗濯物が濡れる、強風で洗濯物が飛ばされる場合もあります。

外干しした洗濯物が濡れてしまうと、もう一度洗濯する手間が増えるため、天候の変化に敏感にならなくてはいけません。

紫外線による色褪せが起こる

洗濯物を外干しするたびに、色が薄くなっていると感じる方もいるかもしれません。

それは、太陽光の中に含まれる紫外線による化学反応で色あせが起きているためです。

特に4月から9月にかけては紫外線が強くなるため、注意が必要です。

防犯上のトラブルも

外干しすることで、防犯上のトラブルにつながる場合もあります。

外干ししている洗濯物の種類や量で、住んでいる人の性別や年齢、家族構成が推測されます。

さらに、洗濯物を干す時間や取り込む時間で生活リズムも把握できます。

日が暮れてからも洗濯物が干してあると、留守の時間帯がわかるため、空き巣に狙われる危険もあります。

特に女性の一人暮らしはストーカーや性犯罪につながる危険性もあるため、外干しをする際には注意が必要です。

干しっぱなしは湿気で臭いの元に

洗濯物を外に干しっぱなしにすると、生地に湿気が溜まりやすくなるため注意が必要です。

太陽が出ていない時間帯は、空気中の湿度が上がりやすく、夜露で洗濯物が濡れる場合もあります。

湿気により洗濯物中の雑菌が繁殖し、嫌な臭いの元になります

洗濯物を干しっぱなしにしなければならない時には、外干しは向いていません。

洗濯物がほこり臭くならないための対策

洗濯物 外干し ほこり臭い

洗濯物を外干しするとほこり臭くなるのを防ぐための対策として、外干し以外で乾かす方法を紹介します。

外干し以外で洗濯物を乾かす主な方法は以下の4点です。

  • 衣類乾燥を使う
  • 浴室乾燥を使う
  • コインランドリーを利用する
  • 部屋干しする

それぞれの方法について詳しく見ていきます。

衣類乾燥を使う

外干しができない場合には、乾燥機を利用しましょう。

家庭用の乾燥機は、手軽に使うことができ、60度以上の高温乾燥で臭いの原因となる雑菌やダニを死滅させます

また、空気の膨張効果でタオルが柔らかくふわふわになるのも魅力です。

乾燥機は比較的短い時間で乾燥できるため、忙しい方にもおすすめです。

浴室乾燥を使う

浴室に乾燥機能がついている場合、利用することで外干しすることなく洗濯物を乾かすことができます。

浴室乾燥は、二人分の衣類であれば一般的に3時間程度で洗濯物を乾かすことが可能です。

光熱費の相場は1時間で60円程度です。

コインランドリーを利用する

乾燥機や浴室乾燥の設備がない場合には、コインランドリーを利用するのもひとつの手です。

コインランドリーは費用はかかりますが、家庭用よりも高温で乾燥できるため、除菌効果が高く、時間の短縮にもつながります

部屋干しする

洗濯物を外干ししてほこり臭くならないためには、部屋干しもおすすめできます。

部屋干しは臭いが気になる、乾きにくいと感じる方も少なくありませんが、ポイントをおさえることで快適に乾かすことができます。

部屋干しを快適にする詳しいポイントは後述します。

部屋干しがおすすめの理由

洗濯物 外干し ほこり臭い

外干しすると洗濯物がほこり臭くなってしまう場合、部屋干しを考える方もいるのではないでしょうか。

実は、晴れている時でも外干しよりも部屋干しをあえて選ぶケースもあります。

それは、部屋干しには以下のようなメリットがあるためです。

  • 天気に関係なく干せる
  • 時間帯を気にせず干せる
  • 周囲の目を気にせず干せる
  • アレルギー物質や汚染物質、虫などから洗濯物を守れる
  • 衣類の傷みを防げる

忙しい方や、夜しか洗濯物を干せない場合には、天気や時間帯を気にせず干せる部屋干しがおすすめです。

そのほか、花粉やほこり、虫などが気になる場合も、部屋干しなら安心して干すことができるうえ、犯罪対策にもなり、紫外線による傷みの心配もありません。

部屋干しを快適にするポイント

洗濯物 外干し ほこり臭い

部屋干しは、外干しのデメリットがなくなる一方で、臭いや乾きにくさなどが気になる方もいるかもしれません。

しかし、ポイントをおさえることで部屋の中でも快適に干すことが可能です。

ここでは、部屋干しを快適にする5つのポイントを紹介します。

部屋干し用の洗剤を使う

洗濯洗剤には、部屋干し専用に作られているものがあります。

通常の洗剤は、日光による除菌を行うことを前提にしているため、強い除菌成分が配合されていません。

一方、部屋干し用洗剤は、日光に当てなくても除菌できることが重要なので、雑菌やカビを抑えるための除菌成分が通常の洗剤よりも多く含まれているのが特徴です。

ドラッグストアやスーパーでも多くの種類の部屋干し用洗剤が販売されているため、部屋干しをする場合には専用の洗剤を使うことをおすすめします。

また、株式会社スリーケーの『部屋干しバイオくん』など部屋干し専用の消臭除菌剤の使用もおすすめです。

生乾き臭 もう一度洗濯

部屋干しバイオくん』は、約1/1000mmの善玉菌が繊維に定着し、悪臭の原因となる雑菌の繁殖を防ぐことで、洗濯物についた臭いを抑制することができます。

使い方は、柔軟剤ポケットに入れて洗濯をするだけで、1本あたり約100回の洗濯に利用できます。

経済的にも気軽に使うことができ、部屋干しの消臭効果も期待できる『部屋干しバイオくん』は、部屋干しが多い方におすすめです。

洗濯が終わったらすぐに干す

部屋干しで臭いが気になる方は、洗濯が終わったらすぐに干すことを心がけましょう。

部屋干し臭の原因はモラクセラ菌という雑菌で、水分で繁殖します。

脱水後、洗濯機の中に洗濯物を入れっぱなしにすることで湿気が溜まり、雑菌が繁殖するため洗濯物が臭う原因になります。

洗濯が終わったらすぐに干すことで臭いの軽減につながるため、洗濯が何分後に終わるのか気にかけておきましょう。

干し方に気を付ける

生乾き臭は干してから短い時間で乾かすと抑制できることが多いため、部屋干しでも早く乾かすことが重要です。

部屋干しをする際の干し方は、以下の点に注意しましょう

  • なるべく広く高い場所に干す
  • 衣類同士の間をこぶしひとつぶん空ける
  • 外側に長いもの、内側に短いものの「アーチ干し」で干す
  • 厚手の素材は裏返しにする
  • 厚みのあるハンガーを使う

上記のポイントを知っておくと、部屋干しの臭いを抑える効果が期待できます。

空気を循環させる

湿った空気を滞留させないことも、早く乾かすためには重要です。

空気の通り道をつくるため、窓を2か所開け、サーキュレーターや扇風機、エアコンなどを利用して空気を循環させましょう。

室内の湿度を下げる

室内の湿度が上がったままだと、洗濯物が乾くまでに時間がかかってしまいます。

また、部屋干しを続けると洗濯物だけでなく、部屋に生えるカビも増えるため、注意が必要です。

室内の湿度を下げるために、除湿器やエアコンの除湿機能を活用しましょう。

洗濯物の下に除湿剤や新聞紙を置くことでも効果が期待できます。

まとめ

洗濯物を外干しするとほこり臭くなるのは、大気中のほこりが洗濯物に付着するからです。

そのほかにも、外干しすることのデメリットがあることから、外干しよりも部屋干しをしているという声もあります。

部屋干しをする際の臭いが気になる場合、部屋干し用の洗剤を使う、洗濯の方法や干し方によって臭いを抑制できます。

部屋干し用の洗剤には、普段の洗濯の際に少量入れるだけで消臭効果を発揮する、株式会社スリーケーの『部屋干しバイオくん』がおすすめです。

天然酵素を利用しており、化粧品レベルのパッチテストでも安全性を確認済みで、肌への刺激も少なく、肌が弱い方や小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えます。

外干しから部屋干しにしたいけれど、洗濯物の臭いが気になる場合には、ぜひお試しください。

部屋干しバイオくんのお求めはこちらから