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排水口のつまりは放置したら危険?排水口が詰まる原因を徹底解説!

排水口

お風呂やキッチンなど、水回りの掃除で苦手な方が多いのが「排水口」。

掃除していたはずなのに、気がつくと臭いがきつくなっていたりヌメリがひどくなっていたりと、汚くなりすぎると掃除をするのも躊躇してしまいますよね。

今回は、排水口が詰まる原因や排水口のつまりを解消する5つの方法を、場所別に解説していきます。

排水口が詰まるとどうなる?

排水口

排水口とは、お風呂やキッチンの流しなどにある水を排出する穴のことで、汚れがたまりやすいためこまめな掃除が必要になります。

排水口を放置すると、以下のようなトラブルが起こってしまう可能性があります。

  • 排水口へ水が流れない
  • 排水口から悪臭がする
  • シンクや洗い場に水がたまる
  • 排水管からコポンと音がする
  • 水が逆流してくる

排水口が汚れているのに放置したままにすると、はじめは水が流れない程度であったものが、排水口だけではなく排水管や排水溝まで詰まることで、水が全く流れずシンクやお風呂に流したはずの水がたまってしまいます。

また、排水口のつまりは悪臭を伴うため、生活する上でストレスの原因にもなり得ます。

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排水口が詰まる原因とは?

排水口

排水口が詰まるとさまざまなトラブルが起こってしまいますが、具体的にどのようなことをすると排水口が詰まりやすくなるのでしょうか。

ここからは、排水口が詰まる原因を場所別に解説していきましょう。

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お風呂

お風呂の排水口は掃除するのが億劫になる方も多く放置されやすい場所ですが、体の汚れを落とすお風呂の排水口は、ヌメリが増殖しやすくつまりやすい場所になります。

お風呂の排水口が詰まる一番の原因は、髪の毛です。

髪の毛は1日で約50本〜100本抜けると言われており、特に、シャンプーをしている時は髪の毛を擦るため、より抜けやすくなります。

抜けた髪の毛は排水口に溜まるため、こまめに取り除かないと抜けた髪の毛が排水口に蓄積し、排水口が詰まる原因となります。

また、次にお風呂の排水口が詰まる原因として多いのは、石鹸カスです。

お風呂で体を洗ったりシャンプーをしたりする時には、石鹸を使用する方が多いと思いますが、石鹸カスが排水口へ流れると、排水口や排水管に付着し繁殖することでヌメリはじめます。

そして、排水口に髪の毛が溜まっていると、石鹸カスによるヌメリが髪の毛に絡まるため、更につまりを悪化させてしまうのです。

キッチンの流し

キッチンの流しにある排水口が詰まってしまう一番の原因は、油です。

料理をする時に使用される油は、フライパンなどに少量しか付着してなかったとしても、洗う時に排水口へ流れていきます。

また、洗剤と混ざることによって乳化物質となったものが排水口へ流れます。

排水口に流された油や乳化物質は、排水口や排水管に付着するだけではなく、温度が下がることで冷えて固まることもあります。

排水口や排水管に付着した油は、食べカスや洗剤カスがをキャッチしてしまうため、排水の流れを妨げるだけではなく、ヌメリやヘドロを発生させ臭いや害虫発生の原因にもなります。

洗面台

洗面台の排水口がつまる主な原因は、髪の毛や石鹸カスです。

洗面台は、手を洗ったりヒゲを剃ったりと日常的によく使う場所ですよね。

そのため、洗面台にある排水口には、流した石鹸がこびりつき、髪の毛やひげなどが落ちやすいため、処理をこまめに行わないとヌメリと髪の毛などが絡まりやすく、排水口が詰まる原因になります。

また、ヘアピンやピアスなどを洗面台で着ける方は小物を排水口の中に落としてしまい、中で取れなくなり詰まってしまうこともあるので、注意が必要です。

排水口のつまりを解消する5つの方法

排水口

それでは、万が一、排水口が詰まった場合、どのような方法でつまりを解消すれば良いのでしょうか。

排水口の詰まりを解消する方法を、5つご紹介します。

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手で取り除く

排水口のヌメリや汚れに触れることに対して抵抗がない方は、ご自身の手やブラシを使って排水口をきれいにすることができます。

ご自身で掃除する場合は、必ず使い捨てのビニール手袋やゴム手袋を着用し、直接、洗浄液やヌメリなどに触れないようにしましょう。

排水口や排水管掃除用の柄の長いブラシといった、専用の掃除用品もたくさん販売されているので、ご自身で掃除したい方にはおすすめです。

しかし、ご自身の手で掃除する場合は、排水管の奥で詰まりが発生していると手が届かなかったり、手が荒れてしまうことがあったりするので注意しましょう。

液体のパイプクリーナーを使用する

よくホームセンターなどで購入することができるのが、家庭用の液体パイプクリーナーです。

とろみのある液体状のパイプクリーナーで、排水口から流し入れることで排水管の内側に付着しながら奥に流れていき、汚れや詰まりを解消します。

液体のパイプクリーナーの一般的な使用方法は、排水口の蓋や中の部品を外しパイプクリーナーを流し入れた後、30分前後放置し水で流します。

ボトルタイプで洗浄液をそのまま流せるタイプであれば、手を汚さずに掃除することができるので安心ですが、万が一、手などの皮膚に付いてしまった場合は、すぐに洗い流す必要があります。

液体のパイプクリーナーの中でも、注目したい成分が2種類あります。

水酸化ナトリウム

水酸化ナトリウムは、油汚れに効果を発揮する成分であるため、キッチンの排水口掃除におすすめです。

排水口のつまりはなく、汚れやヌメリ、臭いが気になる場合は、水酸化ナトリウムの濃度が1%以下のものでも効果がありますが、詰まりが発生している場合は、水酸化ナトリウムの濃度が1%以上の強力タイプを選びましょう。

水酸化ナトリウムは、油分に反応しやすいため皮脂にも効果があり、お風呂場の排水口掃除にも活用できます。

次亜塩素酸

次亜塩素酸は、タンパク質を分解する成分なので、髪の毛の詰まりに効果を発揮します。

そのため、お風呂場や洗面所などの髪の毛やヒゲが落ち、つまりや汚れが発生している場所の掃除におすすめです。

粉末の洗浄剤を使用する

粉末タイプの洗浄剤は、排水口や排水管にふりかけて水を流すことで、水に反応しモクモクと泡を発生させ汚れを浮かせます。

水に反応するため、水が溜まっている場所により有効で、排水管の奥まで汚れを落とすことができるのが特徴です。

液漏れの心配がないため手につくことを避けられ、1回分で個包装されているものもあるため、使用しやすいです。

過炭酸ナトリウムを使用する

過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素を2:3の割合で混合させたもので、分解後は水、酸素、炭酸ナトリウムとなり、どれも自然界に存在する成分なので、環境にも人にも優しく安心して使用することができます。

過炭酸ナトリウムは水に溶かすとアルカリ性になり、衣類や布巾の漂白や、発泡性を生かしたキッチンの排水口掃除などにおすすめです。

水に溶かすことでプクプクと泡立ち、発泡作用で汚れを浮かすため、排水口洗浄に向いています。

ただし、ステンレス以外の金属は反応し変色や劣化のおそれがあるため注意してください。

排水管洗浄液を使用する

排水管洗浄液

株式会社スリーケーが開発、販売している排水管洗浄液は、バイオの力を利用して、排水口やさらに奥にある排水管の洗浄を行います。

排水口に排水管洗浄液を流すことで、排水管の内側の汚れに排水管洗浄液が浸透し、ヌメリや臭い、詰まりなどを根こそぎ解消してくれます。

この、株式会社スリーケーの排水管洗浄液は、お風呂やキッチンだけではなく、洗面台や洗濯機、トイレといった、さまざまな場所に使用することができます。

まずは、1週間に1度、排水管洗浄液を使用し、使用2ヶ月後からは2週間に1度排水口へ流し入れることで、汚れを落とすことはもちろんですが、再度、汚れが付着しないように予防する効果や害虫予防の効果もあります。

排水口は、見える範囲だけを洗浄しても、汚れが排水管の奥に付着したままだと、すぐ詰まる原因にもなるので、株式会社スリーケーの排水管洗浄液を週に1度流し入れるだけで、排水口や排水管のトラブルの予防に効果的です。

まとめ

今回は、排水口が詰まる原因やつまりを解消する方法などを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

排水口は、一度汚れてしまうと掃除するのを躊躇してしまう方も少なくありませんが、汚れを放置すると臭いやヌメリが強くなるだけではなく、排水口や排水管が詰まることで水が流れない状態にまで悪化してしまうことがあります。

排水口を詰まらせないためにも、なるべくこまめに洗浄し、清潔に保つことが大切です。

株式会社スリーケーの「排水管洗浄液」は、週に1度流し入れるだけで洗浄と汚れの予防をすることができるため、排水口の掃除に抵抗がある方にはおすすめできる商品です。

株式会社スリーケーの「排水管洗浄液」を使用し、つまりなどの排水口トラブルを回避しましょう。