部屋干しで早く乾かすコツとは?正しい部屋干しをマスターして家事の負担を減らそう!
洗濯物を室内に干すことが多い方は、洗濯物が乾くまで時間がかかったり、臭いが気になったりしませんか?
洗濯物の室内干しを上手に行うためには、押さえておくべきいくつかのコツがあります。当記事では正しい部屋干しの方法と、早く乾かすためのコツを紹介します。
花粉症対策・防犯対策としても部屋干しはおすすめですので、ぜひ干し方のコツを知って部屋干しの悩みを一気に解決しましょう。
目次
部屋干しに適した3つの場所
洗濯物を部屋干ししたいけど、どこに干せばいいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここからは、部屋干しに適した場所を3つご紹介します。
浴室・脱衣所
浴室や脱衣所は、部屋の景観を損なわず動線も妨がないため、部屋干しに向いています。
浴室に浴室乾燥機を設置すれば、短時間で洗濯物を乾かすことができ、部屋干しの臭いも防ぐことができます。
最近のお家だと浴室乾燥・換気システムがついているところは多く、脱衣所の壁材に調湿機能のついているものを採用するお家もあります。浴室は水まわりなのでもともと湿気に強く、乾燥機がついていなくても換気扇や窓を開けたりすることで十分換気もでき使いやすい場所です。
日当たりのよい部屋
日差しが入る部屋は暖かく、洗濯物がしっかり乾きやすい傾向にあります。
ただし、日当たりがいいからといって、カーテンレールの上に洗濯物を干すのはおすすめできません。カーテンと衣類が接触しないような位置を選びましょう。
風通しのよい部屋
風通しのよい部屋も、部屋干しには適しています。 空気の流れがあることで、洗濯物が乾きやすくなるからです。
また、リビングの真ん中など、空気が動きやすい場所を選ぶのもよいでしょう。人が通ることで生まれる空気の流れで、乾燥しやすい環境になります。
部屋干しに必要な基本アイテム
それでは、部屋干しをするのに必要なアイテムを確認しておきましょう。おすすめの部屋干しグッズは以下の通りです。
- 室内物干し竿
- 物干しスタンド
- 突っ張り棒・物干しロープ
- ピンチハンガー
それでは、一つずつ見ていきましょう。
室内物干し竿
室内で洗濯物を干すときは、なるべく室内物干しを使いましょう。 室内物干しには、折りたたみ式や突っ張り棒式など、さまざまなタイプがあります。
部屋の広さや収納スペースに合わせて、最適なものを選びましょう。また、部屋の広さや干す場所によっては、物干し竿の代わりにワイヤータイプの物干しロープもおすすめです。
ワイヤータイプの物干し竿は、使用しないときは収納できるものもあります。折りたたみタイプの物干し竿を置くスペースや収納場所がない場合は、こちらを検討してみてください。
物干しスタンド
物干しスタンドは、物干し竿を設置するのが難しい室内に便利です。 自立してくれて、強度もあり安定しているため、大量の洗濯物でも安心して干せます。
家族が多い方や毎日の洗濯が多い方は、一度に大量の洗濯物を干しても壊れる心配がない物干し台がおすすめです。
耐荷重が大きく強度があるものなら、一度にたくさんの洗濯物を干したい時でも安定性があるので、安心して使うことができます。
ピンチハンガー
ピンチハンガーは室内干しに大変便利です。 大きめのピンチハンガーは、タオルや下着などをまとめて干すのに場所を取りません。
最近では引っ張るだけで洗濯物から簡単に外れるものや、ドアフック付きのピンチハンガーなど、便利な機能が付いたものも販売されています。
部屋干しに役立つとっておきのアイテム3選
室内干しで洗濯物を早く乾かすには、乾燥に特化した以下のアイテムを使用するのもおすすめです。
- 布団乾燥機
- エアコンハンガー
- 除湿機
ここでは、それぞれの家電の効果的な使い方を解説します。
布団乾燥機
布団乾燥機は、布団を乾かすだけでなく、濡れた靴を乾かしたり、部屋干しした衣類を乾かしたりするのにも便利なアイテムです。
布団乾燥機の吹き出し口を上向きにして、ハンガーにかけた洗濯物の下に設置し、乾かします。
エアコンハンガー
部屋干しには、エアコンハンガーもおすすめです。 暖房モードや乾燥モードのエアコンの吹き出し口の風を利用して、効率よく洗濯物を乾かすことができます。
エアコンの設置位置によっては使用できない場合がありますので、事前に設置可能かどうかご確認ください。
洗濯物の量が多い場合は、負荷容量の大きいしっかりしたタイプを選びましょう。
除湿機
除湿機には、部屋の除湿に特化したものと、衣類乾燥機能付きのものがあります。
衣類乾燥タイプの除湿機は、広範囲に強い風を送る、室温や湿度、衣類の量を検知して風量を調整する、衣類乾燥コースを設定すると自動的に停止するなどの機能があり便利です。
除湿機のみのモデルを使用する場合は、リビングなどで部屋干しした洗濯物の真下に除湿機を置いてください。除湿機はドアを閉めたまま使用すると、洗濯物が早く乾きます。
洗濯物の重さで水分が下に運ばれるため、洗濯物の裏側が一番乾きにくいので、扇風機やサーキュレーターで下から風を当てることも効果的です。
部屋干しでうまく乾かすコツ
最後に、洗濯物を乾かすためのコツをご紹介します。ちょっとしたコツを意識するだけで、きっと洗濯物の室内干しが楽になるはずです。
脱水時に乾いたタオルを入れる
脱水する前には、一度フタを開けて乾いたタオルを入れましょう。 すると、乾いたタオルの効果で脱水時の水分が少なくなり、洗濯物が乾きやすくなります。
ただし、ホコリが目立ちやすい服の場合は気をつけましょう。乾いたタオルについたホコリが付着してしまいます。それ以外の場合は、ぜひ試してみてください。
洗濯物を裏返しにして乾かす
意外と乾きにくいのが、衣類の裏側、縫い目やポケットなどです。 そのため、洗濯時には裏返しにするのが一番です。
ちなみに、裏返しで洗うと、洗濯機の回転で表側が擦れないので、生地が傷みにくいというメリットもあります。
アーチ干し
アーチ干しとは、長いものは両端に、短いものは真ん中に吊るす干し方です。 こうすることで、洗濯物の間に自然な上昇気流が生まれ、空気が動いて早く乾くのです。
壁から遠く高い位置を意識する
うまく乾かすには、洗濯物を壁から離れた位置で干すことも大切です。 壁際だと空気の流れが悪くなり、洗濯物が乾きにくくなります。
また、湿度が低い場所は洗濯物が乾きやすいので、部屋の上部空間を利用するのがおすすめです。
洗濯物と洗濯物の間隔は5㎝以上
洗濯物は、空気の流れがある方が乾きやすくなります。 そのため、洗濯物と洗濯物の間は5cm以上空けて、空気がよく通るようにしましょう。
洗濯物の下には新聞紙を敷く
新聞紙は、濡れた靴を乾かすときと同じように、水分をよく吸収しますので、洗濯物の下に敷くことで洗濯物が乾きやすくなります。
新聞紙をくしゃくしゃにしてから敷くと新聞紙と床の間に隙間ができます。そうすると空気に触れる面積が大きくなるので、より効果的です。
部屋干しをする際の注意点
洗濯物を室内に干す際、生乾きの臭いが気になる方は多いことでしょう。ここでは、生乾きの臭いを軽減するために気をつけるべき注意点と対策をお伝えします。
お風呂の残り湯を使用しない
お風呂の残り湯には、さまざまな菌が含まれています。 それらが洗濯物に付着すると、ニオイの元となることがあります。
特に最近の速乾性の高い衣類は繊維が細いため、隙間に汚れが溜まりやすく菌が繁殖し、除去しにくくなるようです。
残り湯の活用は節約には良いのですが、臭いのことを考えると避けるべきでしょう。
ニオイが気になる衣類はつけ置きをする
バスタオルや仕事着などは、毎日洗っているはずなのに臭いが残ることがあります。
臭いが気になる場合は、殺菌効果のある塩化ベンザルコニウム(逆性石鹸)を500倍程度に薄めた水に洗濯物を浸けてから洗うとよいでしょう。
洗面器(約2~3L)に小さじ1杯が目安です。正確に行うと、1Lの500倍希釈液を作る場合は、998mlの水に2mlの塩化ベンザルコニウムということになります。
塩化ベンザルコニウムはドラッグストアなどで手に入れることができます。
洗濯機を清潔に保つ
洗濯機はカビや汚れの温床になりますので、日頃から洗濯機を清潔に保つことが大切です。 洗濯が終わったら、フタを開けたまま乾燥させましょう。
また、洗濯機を「脱衣かご」として使っているご家庭もよく見受けられます。汗や泥のついた衣類を洗濯機に入れたままにしておくと、菌が移ってしまうことがあります。
脱衣用のカゴを別に用意するようにしましょう。洗濯物は溜め込まず、こまめに洗濯するのが一番です。また、洗濯槽は専用のクリーナーで定期的に掃除しましょう。
まとめ
部屋干しのデメリットとしてよく挙げられる生乾きの臭いは、乾かし方や洗濯の仕方次第で防ぐことができます。
今回ご紹介したコツは、どれもすぐに始められるものばかりなので、ぜひ干し方を意識して部屋干しを活用してみてください。
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さらに、バイオ系の天然成分で、赤ちゃんやお肌弱い方にもおすすめの商品です。部屋干し対策をお考えの方は、ぜひ検討してみてください。