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ほこりの正しい掃除方法とは?発生させないためのコツも紹介

ほこり

掃除をしたはずなのになぜだか部屋がホコリっぽかったり、掃除した場所に新たなホコリがすぐに現れたりすることってありませんか?

実は、目に見えるサイズのホコリを掃除機で吸い取るだけではホコリを取り除けておらず、掃除をしたと思っていても細かいホコリは部屋に残っているのです。

また、ホコリは単なる汚れではなく、アレルギーの原因となったり、ご自身の体調に悪影響を及ぼしたりする可能性があるので、ホコリを放置するのは好ましくないです。

今回は、ホコリと雑菌やウイルスの関係性、ホコリの正しい掃除方法を中心に、ホコリや雑菌、ウイルス対策についても詳しく解説していきます。

ホコリには雑菌・カビ、ダニの死骸やフンが多く含まれる!

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掃除をしてもいつの間にか溜まってしまうホコリは、布団や衣類といった布製品などから出た繊維くずに、皮脂やフケ、髪の毛、食べかす、花粉や砂、ダニの死骸やフンなどが混ざることで生じます。

ホコリは調理や喫煙など家の中で発生するものも多くありますが、1mm以下のいわゆるハウスダストと呼ばれるものは外からの持ち込みも多いです。海外の調査では、外気や衣類、ペットなど外から持ち込まれるハウスダストが2/3を占めるというデータもあります。

こういったホコリは細かいので、部屋の中を人が動いたり少しでも風が吹いたりするだけで舞ってしまい、舞っているホコリは静電気によって一度壁にくっつくこともありますが、時間が経つと下へ落ちていきます。

この落ちた繊維くずなどハウスダストが溜まることでホコリが形成され、定期的に掃除をしないとハウスダストが蓄積され続けるので、ホコリがどんどんと大きくなってしまうのです。

そして、ホコリは単に見た目が汚いだけではなく、細菌やカビも多く付着しています。

場合によってはウイルスも含まれる可能性があります。例えば、ノロウイルスに感染した人の吐しゃ物などが適切に処理しきれておらず、残存したウイルスが空気中にホコリと共に舞い、それを吸入してしまうなどです。

その他にも、呼吸器感染型のウイルスは空気感染するものも多く、エアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子)としてホコリなどと一緒に浮遊していることもあります。ノロウイルスやコロナウイルスも空気感染すると言われています。

ホコリは細菌やカビの付着も多く、絶好の住処となります。

ホコリを放置していると菌やカビ、ダニの死骸やフンなどが付着したホコリが部屋中に舞い上がり、知らずしらずのうちにそれらを体内に吸い込んでしまう危険性があります。

また、ホコリが多いとカビやダニも増殖する傾向にあり、アレルギーを引き起こす原因ともなるのです。

ほこりが溜まりやすい場所とは?

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ホコリは主に、下記のような場所に溜まりやすくなるので、注意して掃除をしましょう。

部屋の角・隅

特にホコリが溜まりやすいのは部屋の隅です。壁に付着したホコリや、人が動くことで舞い上がったホコリなどは部屋の角に溜まりやすいのです。

特にリビングやダイニングなど、人がいる時間が長いところはホコリが発生しやすいばかりでなく、菌やカビも多く含まれる傾向にあります。

大きい家具家電の上や裏

冷蔵庫や洗濯機、テレビボードなど大きなものは普段動かして掃除をするという機会が少ないです。

また、電化製品は静電気を帯びやすく、ホコリが付着しやすいといった理由から、ホコリが溜まりやすい傾向にあります。

ソファやマット類

ソファやカーペットは布製品が多いので繊維くずが出やすい上に、皮脂やフケ、食べかすが付着しやすいため、ホコリが生じやすくなります。

トイレマットや玄関マットなども厚めな生地が使われているものは、洗濯をしてもなかなか乾きにくく掃除する頻度が少なくなりがちなので、ホコリが溜まりカビや菌が付着しやすくなります。

スリッパ

履く頻度が高いスリッパは洗濯ができないものが多いため、手入れがしづらいアイテムの一つです。

そのため、吸収した汗や皮脂、垢などがスリッパに蓄積され、雑菌が増殖しやすくなります。

特にふわっとした毛足の長い素材で作られているものは、床に落ちているホコリまで絡め取ってしまいます。

寝具

寝具にはフケや髪の毛が落ちやすく、定期的に洗濯や天日干しをしないとホコリやダニが増殖しやすくなります。

また、寝具は人の体温で温められるため、菌にとっても繁殖に最適な環境となってしまいます。

空気清浄機

空気清浄機は、部屋中の空気を取り込むので、目では確認できないような小さなホコリなども一緒に吸い込みます。

そのため、空気清浄機内はホコリが溜まりやすく、フィルターを定期的に掃除したり交換したりしないと、ホコリが溜まったままとなり、きれいな空気に戻すことができなくなります。

マフラーなどの防寒アイテム

冬に活躍するマフラーなどの防寒具は、アクリルやポリエステルが使用されていると静電気が起こりやすいので、ホコリが付着しやすくなります。

ホコリや汗などが付着したまま、洗濯やクリーニングに出さずに次のシーズンまでクローゼットなどに保管すると、菌だけではなくダニやカビにとって最適な環境となり増殖を促してしまいます。

ホコリの正しい掃除方法

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それでは、菌などを部屋に蔓延させないためにも、どのようにホコリを除去すればよいのでしょうか。

ホコリの正しい掃除方法を、解説していきましょう。

乾拭きをする

最初に床に落ちている目立つホコリから掃除したいと思われる方が多いと思いますが、まずは壁や棚に付着している細かいホコリを乾拭きしていきます。

前項でも説明しましたが、部屋に舞い上がっている繊維くずなどの細かいホコリは、はじめに静電気によって壁や棚に付着しやすくなります。

特に壁紙がビニールクロスの場合は静電気が発生しやすく、ホコリも付着しやすいです。

そのため、床を掃除する前に壁や棚を乾拭きすることで、将来的に落ちてくるであろう細かいホコリを先に拭いてしまいます。

ホコリは下に落ちてくるため、上から下に向かって一方向に乾拭きをすると、より効果的です。

壁の掃除が終わったら、床を同じく乾拭きします。

壁や棚を掃除した時に落ちてしまったホコリも、最後に床を乾拭きすることで一緒に取り除くことができるので安心です。

雑巾で乾拭きする以外にも、フローリング用ワイパーのドライシートやハンディーモップといった、ホコリ取り用の掃除用品を駆使するのもおすすめです。

掃除機をかける

乾拭きを終えた後は、掃除機をかけてホコリを吸い上げていきます。

乾拭きをする前に掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気口から出る風によってホコリが部屋中に舞うので、掃除をしてもホコリが残る可能性があります。

普段、掃除機だけで掃除をしている方で、掃除機をかけても部屋がさっぱりしないと感じた方は、乾拭きをしてから掃除機をかけてみましょう。

柔軟剤入りの水を含んだ雑巾で拭き上げる

普段の掃除であれば、乾拭き→掃除機の流れ掃除をすれば問題はないのですが、静電気対策をしながら部屋を掃除したいと思っている方は、仕上げに柔軟剤を含んだ水を使って雑巾で拭き上げてみるという方法もあります。

実は、柔軟剤には静電気を防止する効果があり、仕上げに拭き上げることでホコリが付きにくくなります。

拭き上げ方法は簡単で、柔軟剤を数滴程含んだ水を雑巾に含ませて固く絞り、乾拭きと同様に上から下に向かって拭いていきます。

ただし、これは柔軟剤本来の使い方ではなく、体質によっては化学物質過敏症や皮膚障害を起こす方がいる可能性もあるので注意が必要です。

私としては、ホコリを落とし、乾拭きをして掃除機をかけ、必要であれば固く絞った雑巾で水拭きする程度でも十分だと思います。

さらに殺菌効果が欲しければ、汚れを取ったあと、塩化ベンザルコニウム(逆性せっけん)を200~500倍程度に薄めて拭き掃除を行うなどでも良いでしょう。

静電気の対策であれば、加湿を行うなどの環境作りを行うのも有効です。

ホコリを発生させないための6つのコツ

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ここまで、ホコリの正しい掃除方法について解説しましたが、ホコリをなるべく出さず溜まりにくくするために、日常的にできることはあるのでしょうか。

ここからは、ホコリを発生させないためのコツを6つご紹介しましょう。

こまめに掃除をする

まず、ホコリを出さないために重要なのは、こまめに掃除をすることです。

掃除機や乾拭きはもちろんですが、ホコリの原因となる繊維くずなどが溜まりやすいソファやクッション、カーペット、コートなどの冬服などにも掃除機や粘着クリーナー(コロコロ)をかけるようにしましょう。

換気をする

掃除をするだけではなく、こまめに換気することも大切です。

目では見えにくいホコリは人が歩くだけでも舞ってしまうため、換気をしないとホコリを含んだ空気が部屋中に充満し、雑菌やカビ、ダニのフンなどが付着したホコリを空気と一緒に吸い込んでしまう可能性があります。

換気をすれば、外の新鮮な空気と部屋の中の空気を入れ替えることができるので、空気中の細かいホコリを外に逃がすことができます。

加湿器や空気清浄機を使う

ホコリは乾燥していると舞いやすいです。加湿器を使用し湿度を上げることでホコリ自体が重くなり床に落ちやすくなります。

壁につくよりも床に落ちたホコリを掃除するほうが簡単なので、床を乾拭きや掃除機をかけるだけで部屋がきれいになります。

また、空気清浄機は部屋の空気をホコリごと吸い取ってくれるので、部屋に舞っているホコリを直接吸い取るのにとても効果的です。

しかし、空気清浄機のフィルターにはホコリが溜まりやすいので、定期的に掃除をしないと空気清浄機を使用しても空気がきれいにならないので注意しましょう。

布団掃除機を使う

布団やソファなどの日常的に使用するけれども洗いにくい布製品には、ダニの死骸や花粉、フケなどが付着し蓄積しやすくなります。

ダニなどをしっかりと取り除くためにも、布団用の掃除機を使用するのが良いでしょう。

特に、ダニやダニの死骸は皮膚のアレルギーなどを起こす原因ともなるため、小さなお子様がいる方や皮膚が弱い方は布団用の掃除機で吸い取ることが大切です。

家に入る前に体をはたく

外からの持ち込みによるホコリも多くあります。

そのため、お家に入る前に体をはたき、衣服についたホコリや花粉などを落とすようにしましょう。

柔軟剤入りの水を活用する

ホコリの正しい掃除方法でもご紹介しましたが、静電気を防止する効果がある柔軟剤を含ませた水を使って掃除をすると、ホコリが溜まりづらくなります。

掃除をしてもすぐにホコリが溜まってしまう場合やホコリの掃除方法に悩んでいる方は、仕上げに柔軟剤入の水を活用してみましょう。

ただし、体質によっては柔軟剤がかえってアレルギーの原因になることもあるので、必ずしも推奨する方法ではありません。

それよりも先述の通り、加湿を行い、静電気の発生を起こりにくくする工夫と小まめな掃除や換気をまずは行いましょう。

「除菌・抗菌達人ミスト」で雑菌・ウイルス対策をしよう!

除菌・抗菌達人ミスト

これまで解説したとおり、ホコリは見た目の汚さだけではなく、カビやダニ、雑菌にとっても絶好な環境です。また、特に冬場では気温が低く、空気が乾燥し、ホコリと共にウイルスも舞いやすく、インフルエンザやノロウイルスなど感染症が流行りやすくなります。

ホコリを正しい方法で掃除することはもちろんですが、株式会社スリーケーの「除菌と消臭 達人ミスト」でウイルス対策もおすすめです。

除菌と消臭 達人ミスト」は、雑菌はもちろんのこと毎年流行するインフルエンザウイルスやノロウイルスなどのウイルスを不活性化し、24時間抑制します。

その抗菌力の高さから、飲食店や老人ホーム、小中学校、保育園や幼稚園など、幅広い分野の場所でウイルス対策の一環として使用実績があります。

高い除菌能力に加え、ケミカルフリーで安全性試験にも高いレベルで合格しており、お肌の弱い方やお子様がいらっしゃるご家庭にもおすすめです。

消臭効果も高く、夏場などお部屋のニオイが気になる時期にも最適です。

掃除をした後や掃除をしにくい場所など、日々の雑菌・ウイルス対策の一つとして「除菌と消臭 達人ミスト」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、ホコリと雑菌の関係性や正しい掃除方法などを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

ホコリにはダニや雑菌などが含まれ、ご自身の健康に悪影響を及ぼす危険性もあるのでしっかりと掃除する必要があります。

また、掃除だけではなくウイルス対策を一緒に行うことで、インフルエンザなどにかかるリスクを抑えることもできます。

スプレーをするだけで24時間抗菌することができる株式会社スリーケーの「除菌と消臭 達人ミスト」を使って、簡単に雑菌・ウイルス対策を検討してみてください。

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