部屋干しの場所がない時の対処法!洗濯物を早く乾燥させるコツも解説
花粉対策や防犯対策で、洗濯物を部屋干ししたい方は少なくないでしょう。
しかし「洗濯物を部屋干ししたいけど場所がない」という悩みもよく聞きます。
この記事では、部屋干しの場所がないときの対処法を解説します。
部屋干しの場所を確保するポイントや洗濯物を早く乾燥させるコツもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
部屋干しの場所がない場合の3つの対処法
部屋干しの場所がないと悩む方向けに、限られた空間の中でも上手に洗濯物を干す方法を3つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
簡単に設置できる部屋干しアイテムを使用する
部屋干し場所がない場合は、簡単に設置できる部屋干し用アイテムの利用がおすすめです。
例えば鴨居や建具の縁に引っかけるだけのタイプや、突っ張り棒を使ったものなど、工具を使わずに設置できる商品がたくさん販売されています。
これらのアイテムは賃貸住宅にお住まいの方や工具を使いたくない方でも試しやすいでしょう。
設置後は移動が容易で、使わない時にはコンパクトに収納できるため、部屋のスペースを有効活用したい方にもぴったりです。
床置きタイプの室内物干しを使用する
床置きタイプの室内物干しを使用する方法もあります。
床に置くだけの簡単設置で、大量の洗濯物を一度に干すことが可能です。
スリムなモデルや形を変えて使用できる多機能タイプなどがあり、限られた空間でも効率よく洗濯物を干せます。
使用後は折りたたんでスペースを取らずに保管できるものも多く、場所を取らずに収納できます。
物干しを設置して使用する
部屋の壁や天井に物干しを固定して利用する方法です。
パイプなどの物干しをしっかりと設置すれば、安全性が高く、大量の洗濯物を干すことが可能です。
耐荷重を守りながら使用すれば、洗濯物が落ちる心配もなく、部屋干し場所を確保することができます。
固定式の物干しは設置に少し手間はかかりますが、一度設置してしまえばその後の使い勝手の良さは大きなメリットといえるでしょう。
ドアや鴨居を使用して部屋干し場所を確保する方法
部屋の中のドアや鴨居を使用することで、部屋干し場所を確保する方法もあります。
ドアや鴨居、壁、天井などを活用すれば、部屋を広く使いながら洗濯物を干すことが可能です。
ドアを活用する方法
ドアは実は部屋干しスペースとしても有効活用できます。
例えばドアに簡単に取り付けられるドアハンガーには、シャツやタオル、下着など軽い衣類から、ハンガーに吊るしたシーツやカーテンなどを簡単に乾燥させることができます。
また引っ掛けラックや突っ張り棒とハンガーキャッチの組み合わせもおすすめです。
この組み合わせは多くの洗濯物を同時に干すのに適しており、空間を有効活用できます。
ドア枠にハンガーキャッチを取り付ければ、その上に直接衣類を掛けたり、小さなタオルなどを干すのにも便利です。
鴨居を活用する方法
鴨居を活用して部屋干し場所を確保することもできます。
鴨居フックは取り付けが簡単で、賃貸の部屋でも壁紙を傷つけることなく使用できます。
また鴨居フックに100均で手に入るスパイラルハンガーを組み合わせれば、シーツなどの大きな洗濯物もスペースを取らずに干すことが可能です。
さらに鴨居フックと突っ張り棒を組み合わせることで、部屋の中央にも物干しスペースを確保でき、多くの洗濯物を効率良く干せます。
壁を活用する方法
部屋の壁は見逃がしがちですが、実は部屋干しに役立ちます。
特にデッドスペースを活用すると、洗濯物を干している間も部屋がスッキリ見えます。
自分の身長より高い場所に突っ張り棒を固定して、洗濯物を干せば、日常生活で邪魔になることはありません。
また浴室や洗面所の上部など、元々湿気に強い空間を使えば、カビの心配も少なくなります。
長押(なげし。部屋の壁に取り付けられた木の板)がある場合は、それを利用して斜めに突っ張り棒を設置し、隅の空間も有効に使うことが可能です。
天井を活用する方法
天井フックとロープ、突っ張り棒を使って、室内に吊り下げ式の物干しを作ることができます。
これにより、部屋の中央でも窓際でも、どこでも簡単に洗濯物を干せるようになるでしょう。
洗濯物は意外と重いため、複数の天井フックを使用すると安心です。
空間を最大限に活用し、部屋の見た目をすっきり保ちながら大量の洗濯物を干すことができます。
部屋干しの場所を確保するときのポイント
部屋干しの場所を確保するときのポイントを解説します。
洗濯物を効率よく乾かすためのポイントにも触れるので、ぜひ参考にしてみてください。
部屋干しグッズの耐荷重に注意する
部屋干しをする際は、使用するグッズの耐荷重をしっかり確認しましょう。
耐荷重を超えてしまうと、グッズの破損や怪我のリスクが高まります。
特に大容量の洗濯物を一度に干す場合は注意が必要です。
脱水後の洗濯物は重く、想定外の事故に繋がる可能性があります。
耐荷重は商品によって異なるので、購入前に必ずチェックして、適量を干すよう心がけましょう。
カーテンレールには干さない
カーテンレールは、基本的に洗濯物を干すために設計されていません。
洗濯物の重みでカーテンレールが損傷する危険性があり、場合によってはカーテンレールが外れてしまうことも。
また濡れた洗濯物がカーテンに触れることで、カビや生乾き臭の原因となります。
安全かつ衛生的に洗濯物を干すためにも、専用の部屋干しグッズの使用がおすすめです。
扇風機や除湿器を使用する
湿度が高い時期には、部屋干しした洗濯物がなかなか乾かないことがあります。
除湿器やエアコンのドライ運転を利用して、室内の湿度を下げることが大切です。
扇風機やサーキュレーターを使って洗濯物に直接風を当てることで、乾燥時間を短縮することができます。
これらを組み合わせることによって、効率良く洗濯物を乾かすことが可能になります。
部屋干しで洗濯物を早く乾燥させるコツ
限られたスペースで洗濯物を干す場合、できるだけ短時間で洗濯物を乾かしたいと思う人が多いでしょう。
ここでは部屋干しで洗濯物を早く乾燥させるコツを3つ紹介します。
衣類同士がくっつかないようにして干す
洗濯物を干す際には、衣類同士が重ならないようにすることが大切です。
特に生地が厚手のアイテムは、重なる部分があると乾きにくくなってしまいます。
生地が重ならないように干すには、太いハンガーを利用すると良いでしょう。
太いハンガーは衣類の肩部分をしっかりと支え、前後に空間を作り出してくれるので、風が通りやすくなります。
また、洗濯物の間隔を十分に開けることもポイント。
最低でも10cmは空けて干すことで、風が通りやすくなり、効率的に乾燥させられます。
脱水時間を長めに設定する
乾燥させるときに重要なのが、洗濯物からの余分な水分をしっかりと取り除くことです。
部屋干しする場合は脱水時に通常よりも時間を長めに設定する、あるいは脱水を2回行うとよいでしょう。
特に厚手の衣類やバスタオルなどは、一度の脱水では水分が十分に取り除けないことがあるため、脱水効果を高める工夫が求められます。
ただし脱水時間を過度に長くすると、衣類にダメージを与えることもあるので注意が必要です。
脱水時間を適切に設定することで、洗濯物の乾燥時間を短縮し、効率的に部屋干しできます。
風の通り道となる場所に干す
部屋干しをする際は、洗濯物の置き場所も重要なポイントになります。
風通しの良い場所を選ぶことで、乾燥を促進させられるでしょう。
特に換気扇がある浴室は、湿気を素早く外へ排出できるため、洗濯物を早く乾かせます。
ドアを少し開けておくことで、新鮮な空気を取り込むことも大切です。
またリビングの中央など、家の中で風が通りやすい場所に洗濯物を干すのもよいでしょう。
適切な場所を選ぶことで、部屋干しでも効率的に洗濯物を乾燥させられます。
まとめ
この記事では、部屋干しの場所がないとお悩みの方向けに、部屋干しのスペースを確保するためのポイントをいくつか紹介しました。
ドアや鴨居、壁、天井などを活用して部屋干しスペースを確保する方法もあるので、部屋干し場所がないとお悩みの方は、ぜひ今回紹介した方法を参考にしてみてください。
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