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大掃除はどこから始めるべき?効率的な順番と掃除方法を紹介

大掃除 順番

冬といえばクリスマスや大晦日、お正月などイベントが目白押しな季節ですが、忘れてはいけないのは大掃除です。

普段掃除しない場所などを掃除する大掃除ですが、効率的に進めるための順番があることをご存じでしょうか?

仕事や家事、イベントの合間に行う大掃除なので、効率的な順番や掃除方法は知っておいて損はありません。

本記事では、大掃除はどこから始めるべきなのか、効率的な順番と掃除方法を紹介します。

大掃除を少し面倒に感じている方、仕事や家事の合間に大掃除を済ませたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

大掃除はどこから順番にするべき?

大掃除 順番

大掃除を始めるとき、こだわりの順番がある方もいるかもしれません。しかし、特にこだわりの順番などがないのであれば、以下の順番で掃除を進めてみてください。

  1. 不用品の処分と整理
  2. キッチン周辺
  3. お風呂場や洗面台などの水回り
  4. 各部屋のほこりとり
  5. ベランダ
  6. 床や廊下
  7. 玄関

掃除をする順番を決める際には、日付が決まっているものや大変な掃除から進めると良いでしょう。

全体的な流れは上記の通りですが、それぞれの掃除場所にも掃除する順番があります。

  • 汚れがひどい場所⇒汚れの少ない場所
  • 上⇒下(高い場所から低い場所)

これらの順番を守ると、時間の有効活用ができたり一度掃除したところを汚したりせずに掃除が終えられます。

大掃除の順番の決め方

大掃除の順番を決める上で、まず確認すべきはゴミの最終回収日です。ゴミの最終回収日を逃してしまうと、ゴミを家に置いたまま新年を迎えることになってしまいます。

そのため、不用品の処理は、年末のゴミの日までに終わらせておく必要があります。できるだけ早めに終わらせておくと安心できます

不用品の処分と整理以降の順番は、時間がかかるまたは手間のかかる順番に配置するのがおすすめです。大掃除を初めてすぐは、大掃除に対するやる気があるため、先に大変な箇所の掃除を済ませておきましょう。

また、汚れがひどい場所は漬け置き洗いなどを行う際に、漬け置きの時間に他の場所の掃除などができるので、初めの方に行うようにしましょう。

しかし、普段から水回りやキッチン周辺などの掃除をこまめに行っているのであれば、順番を変えても問題ありません。

床や玄関は掃除をしていると、ほこりや汚れが集まる場所とされています。

そのため、途中で掃除を行うよりも、最後に一気に行う方が何度も掃除する必要がなく効率的です。

上から下へ

まずは、上から掃除して下の掃除を行うのが掃除の基本です。ほこりや汚れは掃除を行っていると重力にしたがって床へ落ちます。

先に床を掃除してからエアコンや棚、カーテンレールなど上の方の掃除をしてしまうとほこりや汚れが床に落ちてしまいます

せっかく床を掃除したのに、また床にほこりなどが落ちている状態になってしまうでしょう。

そのため、掃除はまず上からほこりや汚れを落として、落ちたほこりなどを最後に全て掃除するのがおすすめです。

各場所の効率的な掃除方法

大掃除 順番

ここからは、各場所の効率的な掃除方法を効率的に掃除できる順番に沿って紹介します。特にこだわりなどがないのであれば、こちらの順番で今年は大掃除を進めてみてください。

また、掃除をする際には、必ずマスクをして汚れても良い服装で換気を行いながら進めましょう。肌が弱い方は、洗剤などで肌が荒れてしまう可能性があります。しっかりと手袋などをして掃除を行ってください。

不用品の処分と整理

大掃除でまず行うべきなのは、不用品の処分と整理です。大きな箱などを用意し、手に触れたものから3つに分類します。

  • いるもの
  • いらないもの
  • 迷っているもの

いらないものは、自治体のゴミ収集日に併せて処分してください。迷っている物は来年の大掃除まで残しておきましょう。次の大掃除まで一度も使わなかった物で、捨てても問題ないものは思い切って処分を検討してください

使わないけど状態の良い衣類や食器などは、フリマアプリなどに出品し新しい持ち主に引き継いでもらうのも一つの方法です。

キッチン掃除

次はキッチン掃除です。キッチンの中で一番初めに取り掛かるのは、換気扇や五徳などの油汚れなどがひどい物を漬け置きしておきましょう。

油汚れに対してはアルカリ洗剤が有効なため、アルカリ洗剤を吹きかけるか、ぬるま湯にアルカリ洗剤を混ぜ漬けておくと汚れが落ちやすくなります。洗剤を直接吹き付ける場合は、10分程度、漬け置きは2時間程度置いておくと効果的です。

シンクなどの水垢にはクエン酸を水に溶かした、クエン酸水がおすすめです。

キッチンペーパーをクエン酸水で浸し、パックをするように30分放置します。そうすると、頑固な水垢もスポンジなどでこするだけで簡単に取れます。

この放置時間に、冷蔵庫の中や電子レンジの中などを掃除しましょう。このように他の場所を掃除していくと時間を有効活用しながら掃除ができます。

お風呂掃除

お風呂と洗面台の共通の汚れといえば、鏡や蛇口などに付着する水垢です。

水垢にはキッチン掃除にも使用した、クエン酸水が効果的です。水垢がひどい場合はキッチンペーパーやラップでパックするとより効果があるので試してみてください。

まず、お風呂の主な汚れはピンク汚れとカビです。ピンク汚れとカビは中性洗剤などのお風呂用洗剤を使い、スポンジや歯ブラシで磨きましょう。まだ、軽度のカビであれば歯ブラシなどでこするだけで落とせます。

ひどいカビになると、こする程度では落とせませんが、皮脂汚れなどを落としてからでなければカビ取りの効果も落ちてしまいます。

まずはしっかり、ピンク汚れを落としましょう。最後に防カビ剤を使用すると、年明けの掃除も楽になるのでぜひやっておきましょう。

リビングなどの各部屋

掃除を行う場合は、はたきなどでカーテンレールやタンスの上、エアコンなど上の方の方から掃除を始めましょう。

それぞれの場所の掃除方法を簡潔にご紹介します。

  • 天井や壁:はたきでほこりを落としたりクイックルワイパーを使い拭き掃除を行う
  • 畳:目沿って掃除機をかけた後雑巾がけを行う・汚れが気になるのであればお酢を薄めた水で濡らした雑巾が良い
  • ガラスやサッシ:中性洗剤を水で薄めスプレーし雑巾でふき取る・洗剤が残らないように仕上げは乾いた雑巾でふく
  • エアコン:フィルターやルーバーの掃除は説明書を確認しながら汚れを優しく拭き取る

リビングなどの部屋は、日々掃除をされている方も多いため、他の場所の掃除に時間がかかるのであれば省いて問題ありません。

掃除に省ける時間なども加味しつつ、掃除を行うのかを決めましょう。

ベランダの掃除

雨風にさらされているベランダはかなり汚れているため、大掃除の機会にきれいにしておきましょう。

ほこりや汚れ、鳥の糞などは中性洗剤を混ぜた水を流し、ブラシでこすって掃除します。

鳥の糞には、病原体やアレルギーの可能性があるため、マスクの着用は必須です。鳥の糞が多い場合やアレルギーを持っている場合はマスクを2重に着用するなどの対策を行いましょう

また、マンションの場合は掃除をして汚れた水が隣のベランダに流れ込んでしまわないように注意してください。多少は仕方ありませんが、大量に流れ込んでしまうと隣人トラブルに繋がるかもしれません。

ベランダ掃除を行うのであれば、室外機の掃除も同時にやっておきましょう。ほこりを取り除くと光熱費の節約に繋がります。

ただし、室外機内部まで掃除をするために、分解するのは避けてください。元通りに戻せなかったり故障してしまったりする可能性があります。

各部屋の床掃除

全体的な掃除が終わったら最後に床掃除を行いましょう。

掃除機をかける際に換気を行うため、窓を開ける方は多いのではないでしょうか?実はほこりを効率よく掃除するという意味では、これは間違いです。

窓を開けてしまうと、風で床のほこりやダニが舞い上がるため掃除機で吸い込めません。掃除機をかけるときは窓を閉めておき、掃除機が終わってから換気を行うようにしてください。

玄関の掃除

玄関は土ぼこりや排気ガスなどでかなり汚れている場所です。水分を含み泥のようになった土埃や排気ガスは掃き掃除だけではきれいになりません。

まずは掃き掃除をして、大まかなゴミや乾いた土埃を取り除きます。その後、中性洗剤を溶かした水で濡らしたブラシでこすったり、雑巾で拭きあげましょう

玄関の床だけではなく、ドアの外側と内側も中性洗剤を溶かした水でしっかりと拭くと思った以上に汚れているでしょう。

玄関は、来客者が一番初めに目にするのは玄関です。運勢が気になるのであれば、運気は玄関から入ってくるといわれているので玄関の掃除は必須です。

まとめ

大掃除をどの順番で行うのかによって、大掃除の効率が変わります。まずは汚れている掃除に時間がかかる場所から汚れの少ない場所の順番で行うと良いでしょう。

大掃除を始めるうえで、一番初めにチェックすべきは最終のゴミ収集日です。

ゴミの収集日を逃してしまうと、ゴミを抱えたまま新年を迎えることになってしまいます。また、日頃こまめに掃除している場所であれば、大掃除を省いても良いでしょう。

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