一人暮らしの掃除の頻度は?エリア別のおすすめと継続するコツをご紹介
一人暮らしの皆さんは、どれくらいの頻度で掃除をしていますか?
一人暮らしをしていると、当然家事はすべて自分一人で行わなければいけません。家事の中でも特に面倒なのが掃除です。
一人暮らしを始めて間もない方や、掃除に慣れていない方は、どのエリアをどれくらいのペースで掃除をすればよいのかわからないという方も多いでしょう。
特に平日が忙しい社会人や学生の方は、掃除する時間を確保するのが困難という場合もあります。
この記事では、エリア別のおすすめの掃除の頻度と継続していくコツを解説します。
忙しくて掃除ができない方や、とにかく掃除が面倒だと感じている方は、是非最後までご覧ください。
目次
一週間に一回まとめて掃除する方が多い
世の中の一人暮らしをしている方は、実際のところどれ位の頻度で掃除をしているのでしょうか。
掃除の頻度は千差万別。当然ですが毎日掃除をする方もいれば、気が向いた時にしか掃除をしない方もいます。
とあるデータによれば、一人暮らしをしている方で最も多いのは、 一週間に一回まとめて掃除をするというケースです 。
平日は仕事や学業で忙しく、掃除に取り掛かる時間がないと感じている方は少なくありません。毎日掃除をして綺麗な部屋を保つのは理想ですが、そう簡単にいかないのが現実です。
結論をいえば、掃除の頻度に正解はありません。自分に合った方法、ペースで継続して掃除をすることが何よりも大切です。
エリア別のおすすめの掃除頻度
休日にまとめて掃除をするのも良いですが、エリア別に掃除する頻度を調整しておくと負担が減り、掃除が楽になります。
平日が忙しい方は、休日にまとめて掃除をするのもやむを得ない場合もありますが、普段の掃除で負担を分散しておくと、貴重な休日を有意義に使うことができるでしょう。
ここからは、エリア別にわけておすすめの掃除の頻度を紹介します。目安として是非参考にしてください。
トイレ
トイレ等の水回りは毎日掃除するのが理想的ですが、それが難しい場合は一週間に一回掃除をすることをおすすめします。
トイレ掃除を疎かにしてしまうと、輪じみができたり黒ずんだりと厄介です。 一度ついた汚れを掃除するのは相当な労力を必要とします。
トイレ掃除で苦労しないためにも、最低でも一週間に一度の掃除は欠かさないようにしてください。
流せるタイプのお掃除シートは、トイレに常備しておくと良いでしょう。汚れに気づいた時にすぐ対応できるので、綺麗なトイレを維持しやすくなります。
お風呂
お風呂はトイレ以上に注意が必要な場所です。
水を扱うだけでなく湿気が溜まりやすいので、可能であるならお風呂は使う度に掃除することをおすすめします。
水や湿気、泡の洗い残しは水あかの原因にもなりますし、長期間放置をするとカビの原因にもなります。
毎日お風呂掃除と聞くと、誰しもが気乗りはしないでしょう。しかし、水あかやカビが発生してからでは、掃除に要する時間と労力はとてつもないものになります。
お風呂を出る前に洗剤を使い軽く拭き掃除をするだけで、カビの発生を簡単に抑制できます。一週間に一回まとめて掃除するより、はるかに少ない労力でお風呂を清潔に保てます。
キッチン
自炊されない方であれば、キッチンが汚れることはあまりないので、一週間に一回の拭き掃除で問題ありません。
しかし、 日頃から自炊されている場合は、キッチンを使う度に掃除することをおすすめします。
キッチンは少し使うだけでも、必ずどこかに汚れがつきます。油汚れであったり、水汚れであったり、その種類はさまざま。
汚れを放置してしまうと、当然こびりついてしまいます。軽い拭き掃除程度では除去することができないので、注意が必要です。
キッチンは、使った後に布巾やお掃除シートなどで汚れを拭きとっておけば、汚れも定着することなく綺麗な状態を維持できます。
リビング
リビングは、家の中でも特にホコリが溜まりやすい場所です。長い時間過ごす空間ですから、綺麗な状態を維持したいと考えている方が多いでしょう。
仕事や学校で家にいる時間が少ない方であれば、一週間に一回程度の掃除がおすすめです。
リビングは面積が広いこともあり、掃除も大変だと思われがちですが、10分もあれば掃除機で綺麗にできます 。
また、テレビなどのホコリが付着しやすい場所もハンディモップを使えば掃除も一瞬です。
リビング掃除は何かをしながら行うと、一層楽になります。例えば、音楽を聴きながら、テレビを観ながら掃除をすると意識が分散され、掃除を苦に感じにくいでしょう。
ベッド・布団
ベッドや布団は、一日の終わりに必ず行きつく場所です。しっかり掃除をしておかないと、気持ちよく眠ることはできません。
布団は月に一回干して、枕カバーやシーツは一週間に一回洗濯することをおすすめします。
表面についたホコリや髪の毛はもちろんですが、ベッドや布団で最も注意が必要なのはダニとカビです。
人間は寝ている間に汗をかきます。
この汗が適度な湿度を生み、ダニが過ごしやすい環境を作り出してしまいます。また、染み込んだ汗は長期間放置するとカビの原因にもなりかねません。
ベッドや布団はサイズが大きく、気軽に掃除できるものではありませんが、定期的なお手入れは必要不可欠と言えるでしょう。
掃除を継続するコツ
好きなことは難なく継続できますが、面倒なことはなかなか継続できません。これは全人類共通といえるでしょう。
しかし、少し意識を変えたり工夫をするだけで、継続することができるようになります。もちろんそれは掃除も例外ではありません。
ここからは、掃除を継続しやすくするコツを紹介します。日々の掃除がなかなか習慣にならない方や、掃除が苦手という方は、ぜひ参考にしてください。
気付いた時に掃除する
気付いた時に掃除をするという行為は、部屋を綺麗に保つうえでは最も重要です。しかし、一番難しいことでもあります。
特に疲れている時は、たとえ汚れに気づいたとしても後回しにしてしまいがちです。
後回しにした汚れは積み重なり、いざ掃除しようと思った時には大変なことになっていたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
こういった災難に見舞われないためにも、気付いた時に掃除をするという行動が非常に重要になっていきます。
気付いた時であれば、まだ汚れも少ないはずなので、必要最小限の労力で綺麗にすることができるでしょう。
難しいことですが、意識しておくと日々の暮らしが格段に快適になります。
とりあえず始めてみる
まずは始めてみるということは掃除に限らず大切です。簡単なところからとりあえず始めみるとそれがモチベーションとなり、どんどん作業が進むようになります。
私の場合は、いきなりトイレやお風呂掃除などはちょっと面倒くさいなとなることが多いので、とりあえず洗い物をしたついでにシンクなどキッチン周りを掃除します。
そうすると他のところも気になってきて、トイレやお風呂なども掃除が進むようになります。
掃除のスケジュールを組む
掃除をしなければいけないとわかっていても、どこをいつ掃除すれば良いのかわからないという経験をしたことがある方は少なくないでしょう。
そういう時は、一週間の掃除スケジュールを組んでおくと継続しやすくなります。
例えば、月曜日はトイレ、火曜日はキッチンといったように、曜日と掃除エリアをあらかじめ決めておくことで、余計なことを考えたり悩んだりすることはなくなります。
毎日掃除をするのは大変に思えるかもしれませんが、一日に一エリア、少しずつ掃除をすると考えれば現実味を帯びてくるはずです。
まずは一週間、自分で組んだスケジュールで掃除をしてみましょう。
私の場合であれば、燃えるゴミの日の前日に掃除するようにしています。1週間に2回ゴミ出しの日があるので、その前日に掃除をすると決めておけば1週間に2回は掃除できます。
ゴミの日の前日は、ゴミを出すためにゴミ袋をまとめたりするため、そのついでに掃除に移りやすいです。
掃除用具をすぐに取り出せる場所に置く
いざ掃除をしようと思っても、掃除用具が取り出しにくい場所に収納されていたり、準備をするのに手間がかかると意欲を失ってしまいます。
掃除をするだけでも相当な労力であるため、始める前の準備から疲れていては掃除をしたくなくなってしまいます。
こういった事象を回避するためにも、掃除用具を手の届く場所や、取り出しやすい場所に置いておくことをおすすめします。
掃除用具をアクセスしやすい場所に設置することにより、掃除をしようと思い立った時に迅速に対応することができ、掃除も捗るでしょう。
まとめ
一人暮らしの方の掃除の頻度を、エリアに分けて紹介していきました。一人暮らしをしていると、掃除が面倒に感じたり疎かになったりするのは皆が経験することです。
しかし、少し意識したり工夫をすることで、掃除は習慣になります。一度定着した習慣はそう簡単になくなることはありません。
まずは難しいことを考えず、掃除を習慣にして続けることが大切です。最初の一歩を踏み出すことができれば、あとは楽に事は進みます。
掃除を継続することができれば、仕事や学校から帰ってきた時に快適な部屋で気持ちよく過ごせるでしょう。
最初は難しいかもしれませんが、自分ができることを少しずつやっていくことが継続への近道です。