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部屋干しのイヤな臭いを取る方法とは?根本原因や手軽な消臭方法を紹介

部屋干しのイヤな臭いを取る方法

部屋干しの臭いがなかなか取れなくて悩んだことはありませんか?

部屋干し臭の原因は、衣類の繊維の中で繁殖した雑菌の排泄物によるものです。

臭いが取れないということは、衣類にたくさんの雑菌が発生してしまっている可能性が高いです。

この記事では、部屋干し臭さを根本から断絶しつつ、すでについてしまった部屋干しの臭いを取る方法を詳しく紹介し、部屋干しの負の連鎖を断ち切る方法を解説していきます。

部屋干しのイヤな臭いの原因とは?

部屋干し臭の原因は雑菌

部屋干し臭の原因は、モラクセラ菌をはじめとする雑菌の排泄物です。

雑菌類は、種類にもよりますが人間の皮脂などのエサと湿度があれば、20℃〜40℃の環境で繁殖しやすくなります。特に35℃前後になりやすい夏場は注意が必要です。

洗濯終了時から部屋干しで洗濯物が乾ききるまでの時間がかかり過ぎてしまうと、部屋干し臭が増してきます。

部屋干し臭に代表されるモラクセラ菌は、ヒトの口腔内粘膜の上気道の常在菌ですが、身体から雑菌が衣類に付着し、部屋干し臭を発するまで増えるというのは考えづらいです。

では、雑菌はどこから大量にやってくるのでしょうか?

部屋干し臭の根本原因を取り除く方法

部屋干し臭の元である雑菌特にモラクセラ菌は、洗濯後の衣類に残りやすいばかりでなく、保管中の衣類や家庭内の様々な場所に存在していることが確認されています。洗濯機の中の洗濯槽の裏側なども例外ではありません。こういった雑菌が原因となり、部屋干し臭の発生に繋がってしまいます。

洗濯槽が汚れていると衣類から一旦雑菌を取り除いたとしても、洗うたびにまた部屋干し臭の原因となる雑菌が移ってしまえば同じことの繰り返しになってしまいます。

そのため、洗濯槽の掃除はとても重要で、月に1度が理想です。少なくとも2〜3ヶ月に1度は行いましょう。

洗濯槽のクリーナーは、酸素系と塩素系に大きく分けられます。

洗濯槽の裏側に汚れが厚くこびりついている場合には、酸素系クリーナーで根こそぎ剥がしましょう。

強力な漂白作用と除菌作用を持つ塩素系クリーナーを使用して仕上げればほとんどの雑菌が除菌できます。塩素系は日頃の洗濯槽の掃除に向いています。

ただし成分が強力なので、衣類にダメージを与えたりお肌が敏感な方は衣類に残った成分によって肌荒れを起こす可能性があります。

敏感な方は、塩素系のクリーナーで洗濯槽を掃除した後に洗剤と洗濯物を入れずに、水のみで洗濯機を一回まわしましょう。

また、風呂の残り湯を使用したい場合は、洗いにのみ使用してください。すすぎに残り湯を使用すると、湯船に浮遊する皮脂や雑菌が衣類に付着するので気をつけましょう。

臭くならない部屋干しの方法

部屋干しで洗濯物を臭くしないためには、洗濯終了後から5時間以内に洗濯物を乾かすと良いといわれています。

この時間はモラクセラが5時間後から一気に増殖するという情報からそう言われています。ただし、これはそのときの温度や湿度、水分、栄養分で違ってくると思います。しかし、いずれにしても早く乾かすに越したことはありません。

特に部屋干しの場合に効率よく洗濯物を乾かすには、干し方と干す場所が重要です。

洗濯物同士はこぶしひとつ分づつ間を空け、風通しを良くします。また、綿などで出来ている衣類は乾きにくく、化学繊維の衣類は比較的乾きやすいです。

乾きにくい衣類を隣同士に干してしまうと余計に乾きにくいため、交互に干すと良いでしょう。

干す場所としては、洗濯物の周りを風が通り抜けやすくする必要がありますので、カーテンレールなどに干してしまうと片方が壁面に近くなり、乾きにくい箇所が出てしまいます。

アーチ干しという効率よく衣類を乾かす干し方があります。

物干し竿を正面に見て、左右それぞれの両端に厚手のものや、綿素材のもの、長いものなどを干します。真ん中に進むごとに乾きやすい薄手のものや、短いものを干していきます。

干した洗濯物がアーチ状になることで真ん中に風が通りやすくなり、しかも洗濯物の周囲に下降気流を生み出すことで乾きやすくなります。

エアコンや除湿機、扇風機などを使用して部屋干ししている時間を短縮する方法もオススメです。

臭くなってしまった衣類の部屋干しの臭いを取る方法

コインランドリーの乾燥機

部屋干し臭の根本原因を解消した後は、実際に臭くなってしまった洗濯物の臭いを消す方法を紹介していきます。

コインランドリーの乾燥機を使用する方法

コインランドリーの乾燥機はガスを使用しているものがあり、熱風で衣類を乾燥させますので雑菌を消滅させます。

ガス乾燥機では無い場合でもコインランドリーの乾燥機は能力が高く、70℃〜80℃の熱風によって除菌効果が高まる傾向にあります。

家庭用乾燥機はコインランドリーの乾燥機と比べ、50℃〜65℃程度までしか上がらず、雑菌を殺菌するまでは及ばないのです。

雑菌を殺菌するには、60℃程度のお湯に浸すと良いといわれていますが、60℃程度の風では衣類の中の水分が60℃まで上がらないため殺菌作用は期待できません。(ただ、衣類のダメージのことを考えると低温の方が良いです)

また、乾燥機が使用できない衣類もありますので使用前に必ず洗濯表示を確認してください。

アイロンを使用する方法

アイロンを使用する場合は洗濯物を干してから、ある程度乾いた状態になってから使用します。

アイロンやスチームの高温で雑菌を殺菌します。ただし、スチーム機能を使用することで衣類に水分を与えてしまうので注意が必要です。

乾燥機と同じく、アイロンを使用する際にも洗濯表示を確認してください。

デリケートな素材には使用できませんし、手間がかかる方法ですが、自宅にあるアイロンで部屋干し臭を解消できる方法になります。

熱いお湯に浸ける方法

温度が60℃以上のお湯に浸けることで、殺菌作用に期待できます。お湯に30分〜1時間ほど浸け、しぼるか洗濯機の脱水機能で水分を飛ばしてから干しましょう。

この方法も、熱に弱い素材の衣類は避けましょう。また、お湯に浸けることで色落ちすることもありますので注意が必要です。

綿100%の衣類やタオル類などの場合は、煮沸消毒することも可能です。煮沸時間は5~10分程度で殺菌できます。弱火であれば20~30分程煮てもかまいませんが、生地の痛みに注意してください。

臭いが強い場合は、煮沸するお湯に洗剤やオキシクリーンなどの酸素系漂白剤、重曹などを付属スプーン1杯分入れることで効果を高めます。

その際、ステンレスやホーロー製の鍋を使用します。アルミの鍋は変色するので注意しましょう

過炭酸ナトリウムを使用する方法

過炭酸ナトリウムとは、オキシクリーンなどの酸素系洗剤や、ナチュラル洗剤に配合されている成分です。

漂白作用と殺菌作用を見込めますが、酸素の力を利用しており塩素系洗剤のように、独特のにおいがしたり慎重に取り扱う必要もなく、安心して使用できる方法です。

また、色落ちなどもしにくいため、扱いやすいです。色物、柄物の漂白剤にも配合されている成分です。

使用方法としては、洗濯機を回す前に過炭酸ナトリウムを大さじ2杯を溶かした40℃~50℃程度の3リットルのぬるま湯に30分〜1時間ほど浸け込みます。あまり温度が高いお湯に浸けると効果が落ちてしまいます。

取り出してから洗濯機に入れ、いつも通りに洗濯機を回しましょう。

販売されている商品を使用される場合には、商品の使用方法をご確認ください。

重曹を使用する方法

重曹を使用する方法は、過炭酸ナトリウムなどの酸素系漂白剤よりもさらに人体に優しい方法です。

その分、効果は弱まるので激しくない部屋干し臭を取り除きたい時にオススメの方法です。

重曹は、炭酸水素ナトリウムという成分でできており、弱アルカリ性の性質を持ちます。

皮脂汚れが落ちやすくなるため、雑菌のエサが無くなることで雑菌の繁殖を抑えます。

また、若干の漂白作用もあり、安価で入手できますので気軽に試すことができます。

5リットルの40℃程度のぬるま湯に、大さじ1〜2杯程度の重曹をよく溶かし、洗いたい服を入れて1〜2時間浸け込みます。

その後、取り出して洗濯機で洗いましょう。

ただし、pHが弱いので洗浄能力などはあまり高くありません。また、水にも溶けにくいです。

部屋干しバイオくんを使用する方法

部屋干しバイオくん

株式会社スリーケーが開発した「部屋干しバイオくん」は善玉バイオを配合しており、衣類の中の雑菌を抑制し、部屋干し臭を防ぎます。

これまで紹介した方法は、熱や塩素、酸素の力で除菌する方法でしたが、部屋干しバイオくんはバイオの力で部屋干し臭と雑菌を抑制し、さらに加齢臭の原因とされている成分のノネナールにも効果を発揮します。

従来の洗剤に配合される除菌成分はすすぎの際に流れ出てしまいますし、香り成分で部屋干し臭を包み込むものも時間経過と共に効果が消滅します。

部屋干しバイオくんに配合される善玉バイオはとても小さく、繊維の中に留まることで雑菌を長く不活性化し続けてくれます。

使用方法はとても簡単で、洗濯機の柔軟剤ポケットにキャップ1/3(約2ml)の部屋干しバイオくんを投入し、いつも通りに洗濯するだけです。1本で100回使用でき、とても経済的です。

部屋干しバイオくんは、その高い消臭・抗菌効果から、全国67箇所のクリーニング工場で最終の仕上げ剤として利用されています。

工場、精肉店、ラーメン屋、製菓店、スポーツユニフォームなど、臭いの強力な衣類に対してテストを行った結果でも、臭いが改善されることを確認しています。

まとめ

部屋干し臭の原因はモラクセラ菌などの雑菌であり、洗濯槽の裏側が雑菌繁殖の温床になっています。

洗濯槽の掃除と、部屋干しの干し方のコツを覚えたら今臭い状態の洗濯物の臭いを消すことができれば、部屋干し臭の負の連鎖を断ち切ることができます。

コインランドリーの乾燥機は除菌に最適な方法ですが、洗濯するたびコインランドリーに運んでいくのはなかなか大変ですよね。

アイロンを使用する方法や、浸け置きする方法も悪くないですが、本当はもっと簡単に部屋干し臭を解消したいところです。

株式会社スリーケーが開発した「部屋干しバイオくん」はクリーニング工場のプロが認めた効果があり、一回あたり12円のコスパと、通常の洗濯機を回す手順で使用できるのでとても手軽に試すことができるのでオススメです。

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