×

洗濯機の効率的な回し方とは?汚れやニオイを落とす5つのポイントを紹介

洗濯機 回し方

洗濯機で洗ってもなかなか落ちない汚れやニオイに、困ってしまったことはありませんか?

洗濯機を回しても汚れやニオイを落とせない原因として、普段、何気なくかけている洗濯機の回し方が間違っている場合があります。

この記事では、洗濯機を効率的に回す5つのポイントや汚れやニオイを落とすコツなどを、詳しく解説します。

洗濯機を回しても汚れやニオイが落とせない理由

洗濯機 回し方

洗濯機で洗っても汚れが落とせない理由は、衣類をしっかりと洗えていない可能性が高いです。

洗濯機をただ回すだけでは、汚れをしっかりと落とすことができず、菌が増殖してしまったり衣類を傷めてしまったりするのです。

特に、ある程度洗濯物が溜まってから洗濯機を回す方は要注意で、汚れた衣類を放置する期間が長くなればなるほど汚れがこびりつくだけではなく、菌が増殖することでニオイが強くなります。

放置した衣類をいつも通りの手順で洗濯機を回しても、洗濯方法が間違っていると十分に汚れや菌を洗い流すことができず、洗濯をしても汚れやニオイが残ってしまうのです。

他にも、洗濯機を回し終わった後、すぐに干さずに洗濯機内に衣類をしばらく入れたままにしてしまったり、洗濯する衣類の量と洗剤や水の量があっておらず、全ての衣類を満遍なく洗いきれていなかったりするのも、汚れやニオイが落ちない原因の一つといえます。

また、洗濯機は日々使用することで洗剤のカスやほこりなどの汚れが溜まりやすく、掃除を怠ってしまうと洗濯機自体が汚れてしまい、洗濯機を回すたびに衣類に汚れを付着させることになってしまうのです。

それでは、洗濯機を使用する際にどのようなことを行えば、しっかりと汚れやニオイを落とすことができるのでしょうか。

洗濯機を効率的に回す5つのポイント

洗濯機 回し方

しっかりと汚れやニオイを落とせるように効率的に洗濯を回すには、5つのポイントがあります。

汚れた衣類は放置しない

前項でも少し解説しましたが、汗をかいたり汚れた衣類をすぐに洗濯せずに放置してしまうと、汚れがこびりつき落としづらくなるだけではなく、菌が増殖することで嫌なニオイが出ます。

汚れをつけたままにするとその汚れが菌の餌となるため、菌が増殖する原因となります。

そもそも一度使用した衣類には一見汚れがついていないように見えても、皮脂や汗、フケなどの細かい汚れが繊維の中についています。

大きな汚れがないからといって洗濯をせずにそのまま放置すると、菌がどんどんと増殖する可能性が高くなるので、一度使用した衣類は放置せずに洗濯をしましょう。

洗濯機の中に詰め込みすぎない

洗濯機は洗剤の力で汚れを落としていると思われがちですが、実は、洗濯機の水流の力によって衣類をこすり合わせたり叩いたりすることによる効果も大きいのです。

そのため、洗濯機の容量を守らず詰め込み過ぎてしまうと、衣類が洗濯機の中で水の流れに乗れなくなり、十分に汚れを落とすことができなくなってしまうのです。

また、洗濯物を入れすぎることによって洗剤の量が足りなかったり、ジェルボール状の洗剤の場合、衣類に挟まれてしまうと十分に溶けず洗剤が溶け残ってしまったりする場合があります。

1回の洗濯で入れる衣類の量は、縦型の洗濯機の場合は7割、ドラム式の洗濯機の場合は4割ほどに抑えると、衣類によって水流を妨げずに洗剤の効果を十分に発揮することができます。

そして、水流の力を効率的に利用するためには、量だけではなく衣類を洗濯機に入れる順番や水の量など、ご自身の洗濯機の種類によって変化させることも重要になります。

縦型の洗濯機の場合は、洗濯物を入れる順番を気にしてみましょう。

縦型の洗濯機は、底の部分の水流の力が最も強くなるため、バスタオルやデニムなど重めの衣類を洗濯機の底に入れ、次にカットソーやフェイスタオル、最後に下着というように洗濯機の上部に向かって軽い衣類を入れることで、洗濯機の水流でより効果的に汚れを落とすことができます。

汚れがひどい衣類がある場合も、洗濯機の底に入れると強めの水流で洗うことができるので、なるべく最初に洗濯機の中へ入れるようにしましょう。

一方で、ドラム式の洗濯機の場合は、上から下に向かって衣類を落とす「たたき洗い」によって汚れを落としており、洗濯物を詰め込みすぎることで十分衣類同士を叩くことができず汚れが落ちにくくなります。

そして、ドラム式の洗濯機は縦型に比べると、1回で使用する水の量が少ないので、ドラム式の洗濯機で汚れが落ちにくいと感じた場合は、洗濯物の量を調節するだけではなく、水の量を増やしたり洗濯時間を長めに設定したりすると汚れが落ちやすくなります。

洗濯機のコースを選択する

洗濯機には、いくつかのコースがついているものが多いと思いますが、この洗濯コースを洗う衣類によって使い分けることで汚れやニオイが落ちやすくなります。

メーカーや洗濯機の種類によってもコース名などが異なりますが、主に下記の4つのコースが搭載されている場合が多いです。

標準コース

洗いとすすぎと脱水のバランスが良いコースで、タオルやパジャマなどの普段使用する衣類の洗濯に利用されます。

標準コースは、すすぎの回数や洗い、脱水時間をご自身で調整することも可能な場合が多いため、使用する洗剤などに合わせて変更することができます。

おしゃれ着洗いコース

おしゃれ着洗いコースは、ニットやスカート、制服など、洗濯によるシワや縮みを防ぎたいなど、デリケートな衣類を洗いたい時に使用するコースです。

標準コースと比べて水流が優しく脱水が軽めなので、標準コースでは縮んでしまいがちなニットも型崩れせずに洗濯することができます。

おしゃれ着コースを使用する場合は、優しい水流でもしっかりと汚れを落とすことができ、なおかつ、デリケートな素材を洗うのに適しているおしゃれ着専用の洗剤で洗うと、より効果的に汚れを落とすことができるのでおすすめです。

毛布コース

毛布などの大物を洗うのに適したコースで、標準コースよりもたっぷりの水を使用し動きをゆっくりにすることで、大きな衣類全体を傷つけずに洗うことができます。

このコースは洗濯機の種類によって、洗濯ネットや洗濯キャップを使用しなければならない場合があるので、必ず説明書を事前に確認してから使用しましょう。

スピードコース

その名の通り、標準コースよりも早いスピードで洗濯が完了するので、急いで洗濯を終わらせたい時におすすめのコースです。

通常、2回〜3回あるすすぎを1回に省略するなど、標準コースよりも工程を少なくすることで洗濯が完了するまでのスピードをアップさせます。

水の温度を確認する

洗濯するときの水の温度は、高いほど汚れが落ちやすくなるため、できれば40℃くらいのお湯で洗濯するのがおすすめです。

しかし、デリケートな素材を使用した衣類を洗濯する場合は、水温が高すぎると痛む原因になるため、ぬるま湯で洗濯を行いましょう。

衣類の種類によって洗剤を分ける

洗濯用洗剤はたくさんの種類が出ていますが、衣類によって洗剤を分けると汚れを落としやすくなります。

日常使いには弱アルカリ性と中性を含んでいる「液体洗剤」、頑固な汚れには洗浄力の高い弱アルカリ性の「粉末洗剤」、デリケートな衣類には中性である「おしゃれ着洗剤」など、洗剤の成分を確認して衣類によって使い分けてみましょう。

しつこい汚れやニオイを落とす3つのコツ

洗濯機 回し方

洗濯機だけでは落としきれないしつこい汚れやニオイは、ひと手間加えることで改善する可能性があります。

頑固な汚れやニオイを落とすコツを、3つ解説しましょう。

漂白剤で汚れを落とす

醤油などをこぼしてしまったことでできたシミには、漂白剤を使用しましょう。

漂白剤には、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」があります。

塩素系漂白剤は漂白力が強いため、綿で、なおかつ、白い素材のものへ使用することができ、タオルや布巾などの生地が傷みにくい衣類への漂白におすすめです。

一方で、酸素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べると漂白力は弱めになりますが、その分、色物の衣類にも使用することができるため、普段の洗濯に併用しやすいのが特徴です。

酸素系漂白剤には粉末と液体があります。粉末は漂白力が強くなる分使用できる素材が限られますが、液体は絹や毛などデリケートな素材にも使用することができます。

また、漂白剤には消臭効果もあるため、普段の洗濯に漂白剤をプラスすることで衣類についた嫌なニオイを除去することもできます。

洗濯機前に下洗いをする

洗濯機で洗いにかける前に、汚れがひどい部分を下洗いしておくことで、より汚れが落ちやすくなります。

襟元の黄ばみやシミがある場合、その部分に洗剤をつけて手やブラシでこすったり、洗剤を入れたぬるま湯につけ置きしたりすることで、洗濯機だけでは落としにくい汚れも落ちやすくなります。

部屋干し臭には「部屋干しバイオくん」がおすすめ

株式会社スリーケーの部屋干しバイオくんは、菌の増殖を防ぐことで嫌な部屋干し臭を防ぐことができます。

部屋干しバイオくん」は、バイオの力を利用し菌を抑制することでニオイを防ぐだけではなく、衣類に抗菌成分を定着させることで抗菌作用を持続させます。

使用方法は、洗濯機をかける時に柔軟剤ポケットに1回あたり2ccの部屋干しバイオくんをいれるだけなのでとても簡単で、1本で約100回使用することができます。

100%天然成分で安全性試験を高い水準でクリアしているだけでなく、長時間の高い消臭・抗菌効果を発揮することから、全国のクリーニング工場で仕上げ剤として使用実績があります。

毎日の洗濯で、より簡単にニオイ対策をしたい方には部屋干しバイオくんがおすすめです。

まとめ

今回は、洗濯機を効率的に回す方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

普段、何気なくかけている洗濯機も、回し方や衣類の入れる順番、洗剤の成分を気にするだけで落ちにくかった汚れやニオイを除去することができます。

汚れを放置すると、菌が増殖しニオイの原因にも繋がります。

より簡単に菌の増殖を防ぎたい方は、「部屋干しバイオくんを毎日の洗濯にプラスしてみましょう。