排水管のつまりを解消する道具とは？選び方や使用方法のポイント
キッチンやお風呂場の排水管のつまりを、できるだけ身近な道具で簡単に済ませたいと考えたことはありませんか？
排水管のつまりを解消する道具は、ラバーカップやワイヤーブラシなどがあり、液体洗浄液などを併用することで効率よく原因を解消できます。
本記事では、排水管のつまりを解消する道具や、選び方、使用方法などのポイントを紹介していきます。
目次
排水管のつまりを解消する道具とは
排水管のつまりを除去するためには、強力な吸引でつまりを解消するラバーカップや、排水口の奥まで届くワイヤーブラシなどの道具が用いられます。
これらの道具は、ホームセンターやドラッグストアなどで購入することができます。しかし、種類がとても多く、どれを選んでいいか分からない人も多いでしょう。
次項からは、使い勝手が良くコストもそこまでかからない、ラバーカップとワイヤーブラシの選び方や使用方法を紹介していきます。
排水管のつまりを引っ張って解消する道具
学校や会社のトイレでよく見るラバーカップは、排水管掃除においても大活躍します。
強力な吸引によって物理的につまりを解消することができ、サイズさえ合えばさまざまな排水口に使用可能です。
ご家庭に排水口用のラバーカップがない方に向けて、選び方や使用方法を紹介していきます。
ラバーカップの選び方
ラバーカップは、排水口がしっかりと密閉されるサイズを選ぶ必要があります。そのため、まずはキッチンやお風呂場、洗面所などの排水口のサイズを測りましょう。
例えば、キッチンの排水口のサイズの主流は直径13.5〜14.5cm程度で、旧タイプのシンクだと直径8cmのタイプもあります。
ポイントは、排水口のサイズよりも少し大きめの物を選ぶことです。サイズが小さいと排水口とラバーカップの間に隙間ができ、上手く吸引できないため注意してください。
ラバーカップの使用方法
使い方としては、まずは排水口に設置されている蓋や、排水トラップの椀などを全て外し、排水口の入り口が目視できる状態にしましょう。
トイレのラバーカップと同じように、排水口に押し当てて、シンクに水を張ってラバーカップと排水口の間に空気が入らないようにします。その状態から勢いよくラバーカップを引っ張ります。
押し当てる時は「グッ」と押しつけ、引っ張る時は勢いよく「ポンッ」と引っ張るのがコツです。
その一回でつまりが解消しない場合は、ラバーカップをシンクの底に押し当てて、ラバーカプが縮んだ状態のまま排水口を覆います。
気をつけなければならないのが、排水口にラバーカップをそのまま押し付けてしまうと、その押した圧力でつまりを悪化させてしまう可能性があります。
縮んだラバーカップを勢いよく引っ張るのがポイントで、排水口を塞いでいるラバーカップからつまり箇所までの間の空間を、まるごと引っ張りあげるイメージです。
シンク内に張った水が流れ出ていくまで、引っ張る作業を繰り返します。ラバーカップで排水管のつまりが解消しなかった場合には、パイプクリーナーを流すなどしてヌメリを溶かすことを検討してみて下さい。
排水管のつまりをダイレクトに掃除する道具
出典元：Amazon
排水管のつまり箇所をダイレクトに掃除するには、ワイヤーブラシがオススメです。
シンクの下から直接出ているパイプが蛇腹の場合は、ワイヤーブラシは使用しないで下さい。なぜなら、掃除をする際に、蛇腹のパイプに穴をあけてしまう場合があるからです。
まずは、どのような製品を選ぶのがおすすめかを紹介していきます。
ワイヤーブラシの選び方
ワイヤーブラシを購入する際にはサイズ選びが重要です。長さと太さ、そしてワイヤーの形や素材を選びます。
長さは、掃除したい排水管の奥まで届く長さがあるのかを確認しましょう。
太さは、排水管の入り口に入らなければ掃除することが出来ません。排水口の入り口と、シンク下の排水管の太さを確認しましょう。
排水管が曲がっている場合には、選ぶワイヤー部分の素材も変わってきます。例えばS字の排水管の場合、そのS字の角度に曲がるワイヤーで作られているか、などに気をつける必要があります。
ワイヤーブラシの使用方法
使い方としては、排水口の入り口からワイヤーブラシの先端から挿入していきます。
行き止まりに達したら、回転させたり、上下に動かしたりして先端のブラシがつまり箇所をゴシゴシとこするイメージで操作して下さい。
行き止まりが貫通したら、その箇所でも上下に動かして先端のブラシでつまり箇所をこすります。
抵抗がなくなったらワイヤーブラシを排水口から引き抜き、水を少しづつ流し、つまりが解消したか確認します。
使用した後のワイヤーブラシはしっかり洗いましょう。次回排水口がまたつまりを起こしてしまった時に使用するために、今回の掃除で付着した汚れは洗い流して下さい。
それでも排水管のつまりが解消しない場合
ラバーカップやワイヤーブラシを使用してもつまりが解消されない場合は、パイプクリーナーなどで排水管内部のヌメリや汚れを溶かすことを検討しましょう。
パイプクリーナーには、油類やタンパク質など蓄積されたヌメリを短時間で溶かす、水酸化ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。
手が届かない場所のヌメリを除去できるため、物理的に解消されなかったつまりが数十分で解消されることもあります。
パイプクリーナーでも解消されなかった場合は、業者に依頼して高圧洗浄を依頼することも視野に入れましょう。
排水口のつまりを予防する簡単な方法
排水口がつまりを起こしてしまう前に、こまめにパーツを掃除する、ゴミ受けネットを設置するなどの対策を行いましょう。
物理的な対策と併せて、排水口に流すだけで排水管内部を掃除できる「排水管洗浄液」での予防を行うのがおすすめです。
では、具体的にどのような予防策があるのかを紹介していきます。
こまめに排水口のパーツを掃除する
排水口のパーツである蓋やゴミ受け、排水トラップなどをこまめに掃除しましょう。
排水トラップは、ゴミ受けを取り除いた後に見えるお椀型のパーツのことです。左にひねると取り外しできるため、排水トラップについた汚れを台所用洗剤とスポンジなどでキレイに洗い流します。
排水トラップは知らない間にベタベタに汚れてしまうため、こまめに掃除することで悪臭なども予防可能です。
排水口のパーツ掃除を日頃のルーティーンに組み込めば、つまりが発生する頻度も抑えられるため、おすすめです。
排水口に使い捨てのゴミ受けネットを使用する
100円ショップやスーパーなどでも買うことができる、ゴミ受けネットを使用することで、排水管が汚れるのを防ぎます。
食材のカスや油汚れの蓄積がヘドロ状になって排水管の内側に貼り付くことが、排水管のつまりの原因になります。
ゴミ受けネットの設置は、手間もコストも抑えられる排水口つまり対策となるため、積極的に実践しましょう。
ゴミ受けネットを交換する際には、排水口の掃除も併せて行い、つまり予防に努めていきましょう。
特に、食べ残しなどが流れてしまうキッチンにおいては、とても有効な手段です。
微生物と酵素の力で汚れを除去する排水管洗浄液
株式会社スリーケーが開発した「排水管洗浄液」なら、週に一度排水口に水を流し込むだけで排水管をキレイに掃除できます。
排水管洗浄液に含まれた微生物と酵素のバイオの力が、排水管内部の汚れにジワジワと浸透し、根こそぎ分解してくれます。
継続して使用することで、排水口から排水管の深部まで微生物が行き届き、長期的にキレイな環境を保ってくれます。
天然成分100%で作られているため、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して使用可能です。
排水管は、人の目が及ばないところでつまりを起こしていると、雑菌が繁殖して様々な悪影響を与え、ゴキブリの発生なども起りかねません。排水管洗浄液で排管汚れを洗浄・予防しておけば、ゴキブリなどの害虫の発生もし辛い環境がつくれます。
ご自宅の排水管であれば、あらゆる場所に使用できるため、1本あるだけで排水管掃除の手間が一気に楽になるでしょう。
まとめ
排水管つまりを解消・予防したい時、ラバーカップやワイヤーブラシなどの道具や、排水管洗浄液などの使用が有効な解決策となります。
ご自宅の排水管のサイズや形状によって道具選びが変わるので、排水口の直径や排水管の太さや長さを図り、道具を選ぶことが大切です。
株式会社スリーケーが開発した「排水管洗浄液」は、週1回排水口に流し込むだけの手間で、とても簡単につまり対策ができます。
人体や環境にも優しい成分で作られているため、お子さんがいるご家庭でも安心して使用していただけます。
微生物と酵素の力で、排水管の掃除を楽に済ませたい方は、ぜひこの機会に「排水管洗浄液」をお求めください。
